ニュースリリース

TBSテレビが開発したスマートフォン版 文字起こしエディタ「スマホもじこ」
AmiVoice 音声認識APIを採用

2022/04/19
ニュースリリース

 株式会社アドバンスト・メディア(本社:東京都豊島区、代表取締役会長兼社長:鈴木清幸 以下、アドバンスト・メディア)の、音声認識開発プラットフォーム「AmiVoice Cloud Platform(アミボイス クラウド プラットフォーム)」にて提供しているAmiVoice 音声認識APIが、株式会社TBSテレビ(本社:東京都港区、代表取締役社長:佐々木卓、以下、TBSテレビ)が開発した文字起こしエディタ「もじこ」のスマートフォン対応版「スマホもじこ」に採用され、吉積情報株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:秋田晴通、以下、吉積情報)から販売が開始されました。

 

 

 「スマホもじこ」は、TBSテレビが開発した文字起こしエディタ「もじこ」のスマートフォン版アプリケーションです。文字起こし作業に最適化された設計で、作業時間を約50%削減することができます(TBSテレビ調べ)。
 取材した音声・動画ファイルなどの素材を、音声認識エンジンを用いて自動でテキスト化し、認識結果と音声を紐づけてスマートフォン上に保存します。音声認識エンジンは、認識したい音声の種類や用途に合わせて選択可能です。
 この度、「もじこ」に続き、「スマホもじこ」にも、「AmiVoice Cloud Platform」にて提供しているAmiVoice 音声認識APIが採用されました。

 

【AmiVoice 音声認識APIの特長】
1. 音声認識市場シェアNo.1。自然な話し言葉を高精度でテキスト化
AmiVoice は20 年以上のノウハウ・データが蓄積された高精度かつ高速の音声認識エンジンです。発話スピードやイントネーション、アクセントに左右されることなく、自然な話し言葉を高精度でテキスト化します。

2. ビジネスユースに適した語彙フィルタリング
業務やビジネス、一般会話で使用することのない不適切な用語を省いた、ビジネスユースに強い言語モデルを用いています。不要語を省いているため、幅広いシーンで安心して使用できます。

3. 業界や用途に合わせて選べるエンジンで高い認識率を実現
様々なシーンで使用できる「汎用エンジン」の他、医療分野など専門用語や業界用語に特化したエンジンを用意しています。利用シーンに合わせてエンジンを選ぶことで認識率が大幅に向上。
辞書登録機能を活用すれば、社内用語や固有名詞も高精度でテキスト化することが可能です。

4. 「えーっと」「あのー」などの言い淀みを自動削除
「えーと」「そのー」「あの」などの言い淀み(フィラー)を自動削除します。また、句読点と疑問符も自動的に付与。より正確で分かりやすい話し言葉の文章作成をサポートします。

5. 低価格で高品質な音声認識を利用可能
録音された時間ではなく発話のあった時間のみの従量課金制。課金単位も1秒単位で切り上げ計算なし。業界最低価格でありながら高品質な音声認識エンジンを利用可能。

AmiVoice Cloud Platform
WEB https://acp.amivoice.com/main/

 

 テレビ・ラジオ業界では日々、膨大な文字起こし作業が行われており、番組制作の現場で大きな負担になっています。「もじこ」は、テレビ・ラジオ業界をはじめ、活字メディアや会議の議事録など、幅広いシーンにおける文字起こし作業の効率化・業務負荷軽減を目的に開発されました。

 アドバンスト・メディアは、今後も各種API・開発キットを積極的に公開・活用し、幅広いパートナーと共に、オープンイノベーションの推進と新たな利用シーン創出に向けた取り組みを拡大してまいります。

 

【文字起こしエディタ「もじこ」】

取材した音声・動画ファイルなどの素材を、AI音声認識エンジンを用いて、素材長の実時間をかけることなく自動でテキスト化します。誤認識は専用のエディタで人間が即座に「修正・編集」することが可能です。また、番組制作の現場での利用を前提に、タイムコードとの連携・サムネイル画像の表示・話者の設定・メモの挿入などの機能を搭載しており、どなたでも直感的かつカンタンに操作できます。
https://mojiko.ai

 

※出典:ITR「ITR Market View : AI市場2021」音声認識市場ベンダー別売上金額シェア(2015~2021年度予測)

以上

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